転勤族の帰省費用が高すぎる!家族4人の交通費を半額にする節約テク

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「お盆の帰省、家族4人で往復12万円」。転勤族にとって帰省は、旅行1回分の出費が年に何度も発生するイベントです。遠距離介護で月2回帰省すれば、交通費だけで年24万円という試算もあるほど。

先に結論を言うと、帰省費の攻略は「日程を先に固定して早割で買う」が5割、「頻度の見直し」が3割、「マイル・優待の仕込み」が2割です。この記事では、飛行機・新幹線・その他の手段別に使える割引制度を一覧表で整理しました。読み終わるころには、次の帰省で何をすればいくら浮くかが見えているはずです。

コロン

コロン
帰省1回で旅行1回分のお金が飛ぶの、転勤族あるあるだよね…。仕込みで変わるよ。

まず帰省費用を「見える化」する

飛行機なら家族4人往復で8〜15万円、新幹線でも6〜10万円。これに手土産・外食・お年玉などが乗り、1回の帰省の総額は10万円超えが普通です。年2回×転勤生活20年なら総額400万円——車1台分。だからこそ、1回あたり数万円の節約が効いてきます。

最初にやることは、去年の帰省にいくら使ったかを書き出すことです。交通費・手土産・現地の外食まで含めて合計を出すと、「削るならどこか」が具体的に見えます。わが家はこれをやって、削るべきは手土産ではなく交通費の買い方だと気づきました。

交通手段別|使える割引制度の早見表

主要な割引制度を1枚にまとめました。共通点は「早く買うほど安い」。つまり日程を先に決めた人が勝つ仕組みです。

手段 制度・商品名 ポイント
飛行機(ANA) ANA SUPER VALUE 搭乗日より前の早期予約で割引。早いほど安い
飛行機(JAL) スペシャルセイバー 早期予約型の割引運賃。変更不可な点に注意
飛行機(LCC) ピーチ・ジェットスター等 身軽な帰省なら大手より大幅に安い。荷物は有料
飛行機(共通) 株主優待割引運賃 優待券は金券ショップ等で入手可。繁忙期に強い
飛行機(介護目的) ANA介護割引/JAL介護帰省割引 要件を満たす介護帰省が対象。事前登録が必要
新幹線(東海道・山陽) EX早特21・EX早特7(スマートEX) 21日前・7日前までの予約で割引
新幹線(東日本・北海道) えきねっと「トクだ値14」「お先にトクだ値」 早期申込で1〜3割引。席数限定
新幹線(共通) 新幹線+宿の旅行パック ホテル込みでも単品より総額が安いことがある
高速バス 各社の早売・ネット割 時間はかかるが最安クラス。夜行なら宿代も浮く

※各制度の割引率・予約期限・適用条件は時期や区間で変わります。最新の条件はスマートEX(EX早特)えきねっと(トクだ値)など各社公式サイトで確認してください。

飛行機は「日程を先に決めた人」から安くなる

早期予約型の割引運賃は、直前購入の半額以下になることも珍しくありません。鉄則は、帰省日程を「決まってから買う」ではなく「先に決めて買う」に変えることです。お盆と年末年始は毎年来るとわかっているのだから、発売開始と同時に押さえてしまえばいい。わが家は年始に「今年の帰省日」を先に決めてカレンダーに入れています。

身軽に帰れるならLCCも有力です。荷物を実家に置き帰省(着替えや子ども用品を実家に常備)にすると、預け荷物代がかからず、パッキングの手間も消えます。繁忙期で早割が取れないときは、株主優待券をフリマや金券ショップで調達すると実質割引になります。

あわせて仕込みたいのがマイルです。生活費の決済をマイルが貯まるカードに寄せるだけで、年に1人分の帰省代くらいは貯まります。帰省が介護目的なら、ANA・JALの介護割引運賃の対象になる場合があるので、条件を確認してください(遠距離介護の記事)。

新幹線は早特と旅行パックの二本立て

新幹線も考え方は同じで、ネット予約の早特商品が基本です。東海道・山陽ならスマートEXの「EX早特21」「EX早特7」、東日本・北海道ならえきねっとの「トクだ値」シリーズ。どちらも席数限定なので、日程が決まったら即予約が鉄則です。なお、かつて定番だった往復割引や回数券は廃止・縮小が進んでいるので、「昔のワザ」前提で計画しないよう注意してください。

意外な穴場が「新幹線+宿」の旅行パックです。実家に泊まるのにあえて近くのホテルを取っても、パックのほうが総額で安いことがあります。義実家に気を使わなくて済むという副作用つきです(帰省疲れの記事参照)。

頻度そのものを夫婦で合意する

「盆と正月は両家に顔を出すもの」は思い込みかもしれません。年2回を1回にすれば出費は半分。浮いた分でビデオ通話用のタブレットを実家に贈るほうが、親孝行の総量は増えるという考え方もあります(遠くの孫と祖父母をつなぐ方法)。

大事なのは、夫婦のどちらかが我慢する形にしないことです。「今年は夏に妻の実家、正月は夫の実家」「隔年で交互」など、ルールを先に決めてしまうと、毎回の調整コストと気疲れが消えます。頻度の話はお金の話でもあり、気持ちの話でもあるので、金額を見える化したうえで話すとまとまりやすくなります。「両家平等」にこだわるより「合計の負担を減らす」を合言葉にすると、話が前に進みます。

帰省費は「特別費」ではなく固定費として積み立てる

帰省のたびに家計がぐらつく家は、帰省費を「たまたま発生した出費」として扱っています。年2回帰ると決まっているなら、それはもう固定費です。年間の帰省予算を先に決めて、月割りで積み立ててしまいましょう。

たとえば年間20万円なら月1.7万円。帰省用の口座か家計アプリの項目を分けておくと、「今回は出せるか」ではなく「予算内でどう組むか」の話に変わります。ボーナス頼みにしないのがコツです。ボーナス月と帰省月はずれることが多く、ずれた瞬間にカード払いの後追いが始まるからです。

積み立てが回り始めると、早割の一括購入もためらわずにできます。「3か月前に4人分を先払い」は家計に余白がないと踏み切れません。つまり積み立ては、それ自体が節約でなくても、最大の節約手段である早割を使うための土台になります。

突発の帰省(冠婚葬祭)に備える

訃報は割引運賃を待ってくれません。備えは2つだけです。①緊急移動費として1回分(5〜10万円)を家計に確保しておく ②繁忙期でも取りやすい経路(新幹線の自由席・当日便のある空路・夜行バス)を平時に調べておく。この2点があるだけで、いざというときの慌てぶりがまったく違います。喪服や数珠を実家に1組置いておくと、荷造りの負担も減らせます。突発時こそ、平時の仕込みが効く場面です。

よくある質問

Q. 早割で買った後に子どもが熱を出したら?

A. 早期割引運賃は変更不可・払い戻し手数料ありが基本です。だからわが家は、子どもの分だけ変更しやすい運賃にする、または旅行キャンセル保険つきの決済カードを使う、の2段構えにしています。全員分を最安で固めるより、リスクの高い人だけ柔軟性を残すのが結果的に安上がりです。

Q. お盆・年末年始は早割がほぼないのでは?

A. 繁忙期は割引の設定が薄いのは事実です。対策は「ピークを1〜2日ずらす」こと。同じお盆でも、前後1日ずらすだけで運賃も混雑も変わります。学校の予定次第ですが、転勤族は帰省先に合わせて柔軟に組めるのが強みです。

Q. マイルは陸マイラー的な特別なことをしないと貯まりませんか?

A. 特別なことは不要です。家賃以外の生活費(食費・光熱費・通信費・保険料)を1枚のカードに寄せるだけで、月20万円の決済なら年間2万マイル前後になります。国内線の特典航空券に届く水準です。ポイントサイト巡りのような手間のかかる方法は、続かないのでおすすめしません。

Q. 車で帰るのは安いですか?

A. 家族4人ならガソリン代+高速代が人数分の運賃より安くなるケースは多いです。ただし長距離運転の疲労と事故リスクという見えない費用があります。片道4時間を超えるなら、行きは車・帰りは運転を交代できるかなど、お金以外の条件も含めて判断してください。渋滞の名所を通るお盆・年末年始は、所要時間が倍になる前提で比べるのが現実的です。

まとめ|帰省費は「仕込み」で決まる

帰省費の攻略は「日程を先に固定して早割で買う」が5割、「頻度の見直し」が3割、「マイル・優待の仕込み」が2割。年間数万〜十数万円は確実に変わります。

今日やることは3つだけ。去年の帰省費を書き出す、今年の帰省日をカレンダーに入れる、月々の積立額を決める。この30分の仕込みが、次の帰省から効き始めます。浮いたお金は、家族の思い出づくりに回しましょう。

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