「また引越し。ネットを解約して、申し込んで、工事の予約をして…」転勤のたびにこの繰り返し、うんざりしますよね。しかも工事まで数週間、家にネットがない生活が待っています。
答えから言います。2〜3年ごとに引っ越す転勤族の基本は、工事不要のホームルーター。在宅勤務のWeb会議やオンラインゲームで速度が命の家だけ光回線です。分かれ目は「転居頻度×在宅勤務×動画・ゲーム」の3つだけ。
この記事を読めば、わが家がどちらを選ぶべきか、5分で決められます。
結論|転勤族の基本は工事不要WiFi、速度最優先の家だけ光回線

まず全体像を表で比べます。転勤族にとって大事なのは、月額料金の差より「引越しのたびに何が起きるか」です。
| 工事不要WiFi(ホームルーター) | 光回線 | |
|---|---|---|
| 使い始め | 届いた日にコンセントに挿すだけ | 申込から工事まで数週間〜1か月超 |
| 速度・安定性 | 日常利用は十分。夜間や混雑時に低下も | 速くて安定。Web会議・ゲーム向き |
| 引越しのとき | 住所変更の手続きだけ | 移転手続き+新居で再工事 |
| 向いている家 | 転居が多い・在宅勤務なし | 在宅勤務・動画配信・オンラインゲーム |
出典: NTTドコモ「home 5G」・ソフトバンク「SoftBank Air」・UQコミュニケーションズ「UQ WiMAX」の各公式サイト、および総務省「電気通信消費者情報コーナー」)をもとに当サイトで整理。月額料金・提供エリア・キャンペーンは変動が大きいため、最新の数字は必ず各社公式サイトで確認してください。
この記事では「工事不要WiFi=コンセントに挿して使うホームルーター」を中心に話します。持ち歩けるモバイルWiFiは、単身赴任のサブ回線としては便利ですが、家族のメイン回線には容量が心もとないためです。
工事不要WiFiなら、引越しは「住所変更」だけで終わる

ホームルーターの最大の強みは、引越しとの相性です。工事の立ち会いも、退去時の撤去もありません。新居に着いた日、コンセントに挿せばその日からネットが使えます。転居の手続きは、契約先への住所変更だけです。
正直にデメリットも書きます。モバイル回線を使う仕組み上、夜間や利用者の多い地域では速度が落ちることがあります。また、機種によっては登録した住所以外で使えないルールがあり、無断で持ち運ぶと利用停止のリスクも。住所変更の手続きは必ずセットで覚えてください。反応速度が命のオンラインゲームにも不向きな場合があります。
では、どれを選ぶか。転勤族が最初に確かめるべきは速度の数字ではなく、「工事と立ち会いが本当に要らないか」です。ここが崩れると、ホームルーターを選んだ意味がなくなります。
工事も立ち会いもなしで、引越し当日からつなぐ
SoftBank Airはコンセントに挿すだけで使えます。開通工事も立ち会いも不要なので、この記事で挙げた「大家・管理会社への工事許可」の確認もまるごと不要です。内示から引越しまでが短くても、新居の初日に間に合います。提供エリアと最新の特典は公式サイトで確認してください。
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光回線は速さが別格。ただし引越しのたびに工事が待っている
速度と安定性では光回線が優位です。在宅勤務で毎日Web会議がある、家族が同時に動画を見る、オンラインゲームで遅延が許せない。こうした家は光回線が第一候補になります。
ただし転勤族には重い現実があります。引越しでは「移転手続き→新居のエリア判定→工事日の予約→立ち会い工事」が毎回発生します。特に2〜4月の繁忙期は、工事まで1か月以上待つことも珍しくありません。移転工事費や、建物によっては配線方式の違いで速度が変わる点も要注意です。
転勤族が光回線を選ぶ基準は、月額料金より「移転工事費」
ここが転勤族と一般家庭の分かれ目です。2〜3年で引っ越す家では、月数百円の料金差より、引越しのたびに発生する移転工事費のほうが家計に効きます。金額は回線と工事内容で変わりますが、3回引っ越せば3回分かかります。
だから光回線を選ぶなら、月額表の前に「移転工事費が無料かどうか」を見てください。工事の待ち時間は誰が契約しても消せません。ですが費用のほうは、選ぶ回線で消せます。
引越しのたびの工事費を、契約で消しておく
ビッグローブ光は移転工事費が何度でも無料。転勤のたびに新居の工事費が積み上がる問題を、回線選びの段階で片づけられます。提供エリアと最新のキャンペーンは公式サイトで確認してください。
ほかの主要な光回線の公式サイトも載せておきます。スマホとのセット割で選ぶと、家計への効きがさらに大きくなります。
判断基準は「転居頻度×在宅勤務×動画・ゲーム」の3つ

わが家に当てはめてみましょう。3つの質問に答えるだけです。
質問1:次の転勤まで、たぶん2〜3年以内? はいなら、ホームルーターが有力です。光回線の工事費や手間を、また2年後に繰り返すことになります。
質問2:在宅勤務でWeb会議が週3日以上ある? はいなら、光回線を検討してください。会議中に映像が固まると、仕事の信用に関わります。工事までのつなぎは、スマホのテザリングやWiFiの短期レンタルで乗り切れます。次の転勤もほぼ確実なら、移転工事費が何度でも無料のビッグローブ光のように、引越し前提の条件がついた回線から提供エリアを調べるのが早道です。![]()
質問3:オンラインゲームや4K動画配信を毎日使う? はいなら、光回線一択に近くなります。速度の数字よりも、応答の速さ(Ping値)と安定性の差が体感に直結するためです。
質問2と3が両方「いいえ」なら、迷わずホームルーターで大丈夫です。子どものタブレット学習や動画授業くらいなら、ホームルーターで十分こなせます。教材選びは転勤族の通信教育の選び方にまとめました。
内示が出たら、ネット回線は電気・ガスより先に動く

電気・ガス・水道は、引越し当日から使えるように手配できます。ところがネット回線だけは、申し込んでから使えるまでの待ち時間が桁違いに長い。だから内示が出たら、住まいの次に手をつけるのが回線です。
光回線を続ける人は、引越し日が決まった時点で移転手続きを申し込み、工事日を押さえてください。ホームルーターの人は住所変更の予約だけ。インフラ全体の手順は引越し後のインフラ手続きの順番で、手続き漏れは住所変更の完全チェックリストで確認できます。あわせて引越し費用そのものを下げる比較術も、内示直後の必須アクションです。
賃貸・社宅で光回線を引くなら、契約前に3つだけ確認する
転勤族の住まいは賃貸か社宅がほとんど。光回線を選ぶなら、申し込みの前に部屋側の条件を3つ確認してください。ここを飛ばすと「申し込んだのに工事できない」が起こります。
1つ目は、部屋に光コンセントがあるか。壁のプレートに「光」「光コンセントSC」などと書かれた差し込み口があれば、前の入居者が使っていた設備が残っている可能性が高く、立ち会い工事なし(無派遣工事)で開通できる場合があります。工事待ちの数週間を丸ごと飛ばせるかもしれない、大事なチェックです。
2つ目は、建物の配線方式。同じ「マンションタイプ」でも、各戸まで光ファイバーが来ている光配線方式と、途中から電話線を使うVDSL方式では速度が変わります。方式は建物ごとに決まっていて入居者は選べないので、内見時か契約前に管理会社へ聞いておくと期待外れを防げます。
3つ目は、大家・管理会社の工事許可です。壁に穴を開けたり配線を固定したりする工事は、無断でやると退去時のトラブルになります。社宅なら会社の担当部署にも一言。ホームルーターならこの確認自体が不要なので、ここでも転勤族との相性の良さが出ます。
乗り換えの注意点|違約金・撤去費用・電話勧誘の3つを確認する

回線の乗り換えでお金が絡むポイントは3つです。1つ目は解約違約金。契約更新月以外の解約で発生する場合があるので、いまの契約の更新月をマイページで確認してください。2つ目は工事費の残債と撤去費用。工事費を分割で払っている途中だと、解約時に残りが一括請求されることがあります。3つ目は開通までの二重払い期間です。
よくある質問
単身赴任で1〜2年だけ使う場合、どれを選べばいいですか?
契約期間の縛りがない(または短い)プランのホームルーターが第一候補です。赴任が終わったら解約し、違約金ゼロで身軽に戻れます。赴任先の住所で提供エリアとデータ容量の条件だけ確認してください。単身赴任の準備全体は単身赴任に必要なものリストにまとめています。
ホームルーターは引越し先ですぐ使えますか?
住所変更の手続きをすれば、引越し当日から使えます。ただし機種によっては登録住所以外での利用が制限されるため、手続き前に持ち運んで使うのは避けてください。新居が提供エリア内かどうかの確認も忘れずに。
光回線の工事が引越しに間に合わないときは?
スマホのテザリングか、モバイルWiFiの短期レンタルでつなぐのが現実的です。レンタルは1日単位から借りられるので、開通日が読めない期間だけ借りて返せます(Wifiルータが格安で1日からレンタル可能!)。在宅勤務の人は、開通日が確定するまで出社日を調整できるよう、早めに職場へ相談しておくと安心です。繁忙期の引越しでは「工事1か月待ち」を前提に逆算してください。![]()


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