「転勤辞令=退職の危機」。7割が感じるリアル
ある日突然、会社から届く転勤の辞令。あなたならどうしますか?
人材サービス大手エン・ジャパンが2,000名以上のミドル世代を対象に行った調査では、転勤経験者の約42%が「転勤をきっかけに退職を考えたことがある」と回答しています。さらに別の調査では、転勤の辞令を受けた場合に「退職意向に関連する」と答えた人が約69%にのぼりました。
特に20代では78%、女性では75%と高い数字が出ており、若い世代・共働き世代ほど転勤が人生設計に大きな影響を与えていることがわかります。「転勤」がもはや「当然受け入れるもの」ではなくなっている時代、転勤族の私たちはどう向き合えばいいのでしょうか?
共働き夫婦が直面する「3つの壁」

転勤辞令を断る理由として最も多く挙げられたのが「配偶者の転居が難しいから」(40%)です。共働きが当たり前になった現代、パートナーにも仕事・キャリア・人間関係があります。片方が転勤になったからといって、もう片方が簡単に仕事を辞められる時代ではありません。
続いて多かった理由は以下の通りです:
- 「持ち家があるから」(34%)
- 「子育てがしづらいから」(29%)
- 「親の世話・介護がしづらいから」(28%)
特にマイホームを購入した後の転勤は悩ましい問題です。せっかく購入した家が「空き家」になるか、売却か賃貸に出すかの決断を迫られます。住宅ローンを抱えたまま単身赴任に踏み切るケースも多く、家計への負担は相当なものになります。
子育て中の家庭では、子どもの転校問題も大きなストレスです。転勤者のうち67%が単身赴任を選んでいますが、その最大の理由が「子どもの学校を変えたくないから」。家族の生活を守るために、父親(または母親)一人が遠い土地で孤独に生活する——これが転勤族の厳しい現実です。

共働きの妻にも、私にもキャリアがあるのに、なんで私だけ仕事辞めなきゃいけないの。この感覚、あなたは分かっていない!と言われた事があります。
転勤辞令が来たら「まず動く」3つのアクション

転勤が決まったら、感情的になる前に情報収集と段取りを始めましょう。転勤経験者の約69%が「知らない土地・環境を知る機会になった」とポジティブな側面を感じており、準備次第で転勤生活は充実したものになります。
① 引越し費用の相見積もりを取る
転勤が決まったら最初にやるべきことが引越し業者の選定です。繁忙期の3〜4月は特に費用が跳ね上がります。引越し侍などの一括見積もりサービスを使えば、複数社から最安値を比較できます。会社の引越し補助と組み合わせて、費用を最小化しましょう。
② マイホームをどうするか早めに判断する
持ち家がある場合、「売却」「賃貸に出す」「空き家のまま」の3択になります。転勤期間が長くなる可能性があるなら、一度プロに不動産査定を依頼しておくと判断の基準ができます。査定だけなら無料で、売却しなくても情報として持っておくと安心です。
③ 単身赴任グッズを揃えて生活コストを抑える
単身赴任を選ぶ場合、一人暮らしの生活コストをどう下げるかが重要です。炊飯器・電子レンジ・洗濯機など、楽天市場やAmazonでコンパクトな家電をまとめて購入すると、送料や手間が省けます。単身赴任手当や住宅補助をフル活用して、家計全体のバランスを保ちましょう。

次はどんな街かな、って子どもと一緒に地図広げるの、転勤もちょっとわくわくすることもあります。大変だけど、これが転勤族の醍醐味かも。
まとめ:転勤は「試練」ではなく「選択肢」
調査データが示すように、転勤への抵抗感は年々高まっています。しかし一方で、転勤を経験した人の多くが「その土地でしかできない経験」「人間的な成長」を実感しているのも事実です。
大切なのは、辞令に流されるのではなく、夫婦でしっかり話し合い、情報を集め、自分たちにとってベストな選択をすること。転勤族であることは、人生の選択肢が広がるチャンスでもあります。
このブログでは引き続き、転勤族のリアルな悩みや情報をお届けしていきます。ぜひブックマークしておいてください!


コメント